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執筆者の写真Sekiya

何の経験にもならない?

いずれこんな仕事がしたいな、とぼんやりとは思っていても、自分にその仕事が向いているかどうかなんて実際やってみないとわからないし、うーん…と悩んでいる方は多いと思います。

実際にスタッフさんとの面談でも「前にやっていたこの仕事は向いてないなと思うんですけど、じゃあ次に何をしたらいいのかはわからない」という方は結構いらっしゃいます。


そんなとき「じゃあとりあえずこんな仕事してみませんか?」とこちらが提案することがあります。それはその人が考えるやってみたい仕事とはちょっと離れているけれど、その仕事で初心者の案件はほとんど出ないし、それなら…と担当が差し出した仕事です。





あるとき、このようなことがありました。

「とりあえずこの仕事やってみませんか?」とある方に案内をしました。すると、

「この仕事、何の経験にもならないと思うんで」

と断られました。

断られることは少なくないので全く構わないのですが、「何の経験にもならない」という点が少し引っかかりました。もちろん、やりたくない理由は他にもあって(給料が思ったより安いとか、場所が駅から遠いとか)、それを言うのは野暮だと判断してそう言った可能性もあります。きっとそうなのかもしれません。



なるほど。そこで私は考えてみました。

果たして「何の経験にもならない仕事」なんてあるのでしょうか?


やりたい仕事が見つかられなかったから何もしていなかった。 そんな風にブランクが続くといざやりたい仕事を見つけた時に「この人ブランク長いけど朝起きれるのかな?」などと思わせてしまいます。全然違う業界であっても、仕事をしている方が印象はいいものです。


決められた時間に出勤して働いた。それだけで経験になるのです。


みなさんのそれぞれのご事情についてはしっかりお話を聞かせていただいております。

何の経験にもならないと思っていたその仕事から、思いも寄らない展開になることが、この業界ではかなりの確率で起こることもまた事実です。

当社ではそんな日のために、働く人としっかり向き合っています。


「何の経験にもならない」そう決めてしまう前に、一度一緒に考えてみませんか?




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