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執筆者の写真Sekiya

やりたくないことから考えてみる。


「やりたい仕事・好きな仕事はなんですか?」という質問に「〇〇です」とはっきりと答えられる方は多くありません。大抵の方が顔を苦しそうに歪めて「それがわからないんですよね…」「仕事で好きなこと…なんだろう…」とおっしゃいます。




好きなことをやってみたけどうまくいかなかった。

…やってみてわかることってありますもんね。


そもそも好きなことなんてない。

…結構そういう方多いと思います。


できれば働きたくない。

…ほんとそうですよね!!!(同意)


「やりたいことがない」ことは悪いことではありません。

そもそも仕事なんて100%希望に叶うものなんてなくて、条件面などで譲歩できる点を探し、歩み寄り、折り合いをつけていくものです。なので「好きなことかぁ」といろいろと考えを巡らせている間が一番幸せともいえます。


さて、ここから現実のお話です。


「好きなこと」を聞かれるから悩むのです。

ですから私は面談で「嫌いなこと・やりたくないこと」を聞くようにしています。

好きなことよりも、絶対やりたくないことを書き出す方が楽じゃないですか?

「やりたい仕事がわかりません」という方もやりたくないことはやっぱりあって、その話になると結構話してくれたりします。「ミスが多いから経理とかはちょっと」「喋るのが苦手なので営業は無理です」「電話が苦手なのでコールセンターは難しいです」などです。

すると我々採用のプロは「ならこの職種がいいな」「この業界のこの仕事がいいんじゃないかな」と目処をつけることができて、ある程度絞られたその条件を提示でき、その後、就業の話が進んでいく、ということが一般的です。


やりたくないこと、というとネガディブなイメージがあるかもしれませんが、長く続く職業人生です、やりたくないことは避けていきましょうよ。

それに、人には得手不得手があるのが当然です。完璧な人なんていない。だからいろんな職種があるんです。

苦手なことを一生懸命に取り組んでやっと半人前に追いつくかどうか、というレベルなら、やりたくない、苦手なことは避けて求職活動をする、というのは社会的にも大変理にかなっていると思うんですよね。


というわけであなたのやりたくないこと、聞かせてください。


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